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【百問繚乱③】採点/答案印刷/素点集計

デジタル採点

百問繚乱の具体的な使い方を紹介します。

この記事に書いてあること
  • 基本的な採点方法
  • 効率の良い採点方法
  • 答案印刷、点数取り出し

「採点」メニュー

このメニューでは、試験の採点、答案の印刷、素点の取り出しができます。

答案の読込み

生徒が解答した答案用紙をスキャンして、クラス毎に1つのPDF形式のファイルを作成しておいてください。その際、欠席者の答案用紙は抜いて、名簿番号順に並べてスキャンしてください。

JPEG形式でも処理できますが、たくさんのページを1つのファイルに保存できるPDF形式の方が扱いやすいのでおススメです。

正答や配点を設定した、該当の試験名が表示されていることを確認してください。該当クラスのアップロードアイコンクリックし、「答案をアップロードする」ボタンをクリックしてください。

データ化したファイルの形式を、PDFまたはJPEGから選択してください。

ファイルを選択してください」ボタンからそのファイルを選択するか、「または、・・・」のエリアへドラッグ&ドロップしてください。

欠席者の登録をします。

画像の例は、欠席者2名にチェックを入て、欠席(灰色)か受験(青色)か割り当てる様子です。

割り当てられたら、「保存」「OK」「OK」とクリックします。

アップロードに時間がかかるかもしれませんが、しばらくすると、以下のような画面が現れます。

名簿番号の紐付けを確認してください。スキャンした答案の順番が違っている等して、紐付けが正しくない場合は、「∨」「∧」ボタンで修正することができます。

また、欠席者が後日受験して答案を追加したい場合は、その答案をスキャンしてください。「答案をアップロードする」ボタンから読み込んで、処理に加えることができます。

まれに、向きを間違えて読み込まれる場合があります。「画像表示」から「右回転・左回転」で修正することができます。

全て整ったら「戻る」をクリックしてください。

採点

全ての設定が終わったので、いよいよ「○」「✕」をつけて採点します。

通常の採点方法

切り出し採点の鉛筆アイコンをクリックします。右の鉛筆アイコンは1枚ずつ採点するときに使います。ゲージが光っていますが、これは既に設定した自動採点により採点された割合を表しています。

採点対象クラスを確認します。該当クラスを選択して「切替」をクリックしてください。「全クラス」や「2,4,6組」といった複数クラスをまとめて採点することができます。

それぞれの解答欄内の左端にある鉛筆アイコンをクリックすると、その問題だけを並べた切り出し採点ができます。濃い赤色は採点完了を表しています。

橙色のカーソルがフォーカスされている解答欄が採点対象です。採点ボタンの「○」または「✕」をクリックすると採点されます。

方式が「通常」のときは、橙色のカーソルが自動で次の解答欄に移動していきます。
方式が「固定」のときは、橙色のカーソルが常に模範解答の右側にあります。解答欄の方が模範解答の右側にずれてきます。

個人的には「通常」の方が使いやすいです。

ショートカットキーを使えば、「z」と「x」キーを押していくだけで採点ができます。

採点ショートカット
  • ・・・「z」または「o」キー
  • ・・・「x」キー
  • 取消(未採点にする)・・・「c」キー

全て採点したら、保存して次の問題に進む、これを繰り返すだけです。

効率の良い採点方法

しかし、「○」「✕」を両方判断するのは負担です。少しでも効率の良い採点方法を提案します。

採点の効率化
  1. 正解だけを判断して「○」をつける。
  2. 正誤で並び変える。
  3. 正解を洗い出す。
  4. これを繰り返し、残りを「一括✕」で処理する。

不正解を判断して「✕」をつけて、残りを「一括○」という方法もあります。

問題にもよりますが、「✕」になるパターンはたくさんあるので、「○」を判断していく方が負担は少ないでしょう。

「○」をつける数は多くなるかもしれませんが、「○」になるパターンはほぼ1つしかないので、こちらの方がスムーズに採点できます。

正解の解答欄をクリックして「z」または「o」キーを押します。少しくらいなら正解を見逃しても構いません。

また、この段階でいくつかの解答に「✕」をつけても構いません。ある程度採点できたら並順の「正誤」をクリックしてください。

正解の解答欄がまとまるので、それぞれを確認し見逃した正解の解答欄があれば「○」をつけます。結果的に、何回も見直していることになるので、答案返却時の訂正の申し出がほとんどなくなりました。

これを繰り返して、確認が十分できれば採点の「一括✕」ボタンをクリック、またはショートカットキー「Ctrl 押しながら x」を押してください。

未採点の解答全てを不正解にします。よろしいですか?と聞かれるので「OK」をクリックしてください。

注意

間違えて「一括○」ボタンを押すと、全員正解になってしまいます。
そんな時は焦らず、保存ボタンをキャンセルして、「一つ前の作業に戻る」ボタン、もしくは「Ctrl 押しながら z」でやりなおしてください。

「保存して次へ」をクリックして次の問題の採点をします。これを繰り返します。

自動採点

自動採点の設定をした設問は、既に採点が終わっています。正しく採点されているか確認し、間違っていれば該当の解答をクリックして「○」「✕」を変えてください。

図の例は「ア,イ,ウ,・・・」の自動採点です。

不正解の解答欄は認識された文字の順でソートされています。

答案の印刷

全ての採点が終り「一覧へ戻る」を押すと、全ての解答欄が薄い赤色から、濃い赤色に変わっています。「正答率(%)」をクリックすると個々の正答率を見ることができます。」

切り出し採点のゲージで全ての問題が採点されていることが確認できれば、「答案PDF」のボタンをクリックしてください。

「作成」のボタンをクリックすれば、答案をダウンロードすることができるので、それを印刷してください。

答案を作成後、採点の訂正があった場合は、もう一度「作成」ボタンをクリックして答案を再作成してください。

点数の取り出し

テストの点数を取り出し、2次利用することができます。「集計データ」から対象クラスを選び「出力」を押すと、データをExcelでダウンロードすることができます。

おわりに

採点から答案作成、点数の取り出しについて基本的な流れを紹介しました。参考になれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

次回は、部分点の設定、手書きの採点を組み合わせて、両方の良いところを活かす方法を紹介します。

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