百問繚乱の具体的な使い方を紹介します。
テスト問題、解答欄の作成上注意点
大きな制約はありませんが、次の点に注意することで採点や設定の手間を減らすことができます。
- 解答欄の様式
- 選択肢の記号として使える文字
解答欄の様式
次のように枠で囲み、問題番号と記入部分を分けてください。
解答欄の枠が次のように自動で認識されます。
「✕悪い例」の場合、問題番号も含まれるので、文字認識の精度が悪くなります。
選択肢の記号として使える文字
次の記号は文字を認識して自動で採点されます。
ただし、1つの解答欄に1文字ずつです。
「ひらがな」は自動採点の対象ではありません。
文字の種類 | 自動で認識可能 | 文字数 |
数字 | 0 ~ 9 | 10文字 |
カタカナ | ア ~ チ | 17文字 |
アルファベット | A ~ F | 6文字 |
記号 | ○ , ✕ | 2文字 |
これ以外の文字を使った場合は、1つずつ手動で採点することになります。
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解答された答案
欠席、欠番は抜いてクラス単位で番号順にしてください。
例えば、40名のクラスで、2名欠席ならば、答案は38枚になります。
模範解答
解答を手書きしても、入力して印字しても構いませんが、必ず紙で用意してください。
この紙をスキャンしてデータ化します。
WordやExcelなどで作成した模範解答をPDF形式で保存することはできます。
しかし、これを【百問繚乱】で読み込むとエラーとなるので注意してください。
これらを読み取るためのスキャナ
スキャンしてPDF形式またはJPG形式でデータ化できるものを用意してください。
どちらの形式でも処理できますが、たくさんのページを1つのファイルに保存できるPDF形式の方が扱いやすいでしょう。
JPG形式は1つの画像で1つのファイルとなるため、40名の答案をスキャンした場合、40個のファイルができて管理が手間です。
最近の複合機(多機能コピー機)は、USBメモリをさして、ソーターで読み込むと、USBメモリにPDFファイルで保存されます。この方法なら、1クラスあたり30秒程度でPDF化してくれます。
解像度は 200dpi/グレースケール(白黒)であれば正常に採点できます。
【ZIGEN リポソームビタミンCマルチプラス】百問繚乱のログイン方法
提供された学校専用のログイン画面にアクセスします。その画面で、学校の管理者から発行された「教師ID」と「パスワード」を入力し、「ログイン」ボタンを押します。
「教師ID」を入力してTabキーを押すと、マウスを使用せずに「パスワード」の入力欄にカーソルが移動するので便利です。
メニュー画面
ログインすると表示されるメニューの中で、主に次の2つを利用します。
おわりに
今回は百問繚乱を実際に使うまでに準備することを中心に紹介しました。
次回は、配点・観点別・自動採点の設定方法を紹介します。
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